国頭サバクイを唄う・・・

の~り~

2011年01月29日 13:06

サ~スイティンジャナシヌ(ヨイシ~ヨイシ~)サ~ウタキヌメカラ(ハイウエ~ハ~ララ)
サ~ウリガヨイシ~ さ~イソソソソ さ~イ~イヒヒヒヒ~ あ~アハハハハ~

“国頭”は、沖縄本島北部のことで、“サバクイ”は、労働の指揮をとる下級役人の役職名だそうです。

1600年前後、首里城の改築に使う材木を、国頭から首里まで運ぶために、各村から作業する人を出させました。その制度は「十三・六十」と呼ばれ、13才~60才の男女が、強制的に徴集されたそうです。

その時の労働歌が、この“国頭サバクイ”で、あまりに辛い作業であったため、道化師を雇って、

この曲の囃子の部分を大声で笑うことで、辛さを紛らわしたそうです。

解りましたか、つらい動労をイヒヒヒヒ アハハハと笑う事で辛さを紛らわせたと言う、
昔の方々は本当に辛い大変な思いもあったのでしょうね!

発表会の時には大声で木を運ぶ昔の方々の思いを唄われて下さいね。

因みに、不定期ではありますが、
東村川田の国頭サバクイは木遣り歌の一種で、川田のサバクイの歴史は280年になると言われている。
村や区の行事・祭り等多くの場所で随時踊られるそうですよ。